2009年01月09日
オリジナル和菓子販売/岐阜市・木田小、起業家教育

岐阜市木田、木田小学校では児童のチャレンジ精神を育てるキャリア教育の一環として、模擬株式会社設立から、市場調査、商品開発、販売まで行う体験学習・起業家教育を進めている。学習の成果として児童のアイデアがいっぱい詰まったオリジナル和菓子の販売会を、10日午前10時から、同市下尻毛の和菓子店「末廣屋本店」駐車場で開催する。
同校では市教育委員会や大垣市の起業家教育プログラム提供会社「マイトイ」の協力で3年前から5年生が総合的な学習の時間に起業家教育を実施。毎年、模擬会社を設立してオリジナル和菓子を市民に販売している。
5年生23人は、商品を売る意味を学んだ後、近くのスーパーで、買い物客から和菓子の好みなどアンケートを取る市場調査を行った。児童は調査結果を踏まえて商品開発に着手。6班に分かれて和菓子のアイデアを練った。
販売商品を決める商品評価会では、児童がオリジナル和菓子のデザイン画を見せて特徴、価格、材料、工夫点などを説明して懸命の売り込み。父母や和菓子製造を委託する安藤重広末廣屋本店社長、教職員ら約20人が評価し、コーヒ牛乳味でこしあんと生クリーム、イチゴを使った「フラワーモッチー」、コーヒーゼリーと生クリームの上に、クリきんとんもち、イチゴ、ミカンをトッピングした洋菓子風の「和なの?洋なの? どっちなの?」の商品化が決まった。
商品決定とともに模擬株式会社「輪我真味楽る(わがしみらくる)」を設立。社長に青木きのさんを選び、一口500円の出資金で出資者を募集。父母や教職員、PTA関係者らから約360口が寄せられた。
児童のアイデアに沿って和菓子店の安藤社長が試作した和菓子2点の試食会を11月19日に開催。児童は安藤社長が試行錯誤して完成させた「和なの?―」、「フラワー―」の2点の和菓子を大きさや味など吟味しながら試食。児童は「コーヒーと小豆の味が合っておいしい」「生クリームとこしあんがよく合う」「控えめの甘さがちょうどいい」「ターゲットが30歳以上なのでコーヒーの苦さが適度」など試食した感想を発表しあった。
オリジナル和菓子は「和なの?―」「フラワー―」とも1個250円で、各300個ずつ販売。うち200個はセッ(500円)販売を計画している。10日の販売に向けてポスターを製作したり、父母らへのPRなど宣伝活動を展開している。販売活動終了後には決算を行い、利益配分などを行う計画。
社長の青木さんは「商品は工夫されているので多くの人に食べてほしい。皆で頑張ってきたので、商品がヒットするといいと思います」と販売会への来場を呼びかけている。
Posted by 小江戸情報 at 08:00
